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うた・ホーダイの提供を発表~競争激化する携帯電話向け音楽配信市場
NTTドコモが5月から「うた・ホーダイ」サービスを開始すると発表しました。
5月から順次導入される新モデル904iシリーズ向けのサービスとして提供されるもので、
毎月定額で携帯電話に音楽を何曲でも取り込める点が最大の特徴。
ご存知の通り、携帯電話向け音楽配信としては、auの「着うたフル」が人気。
2004年のサービス開始後、携帯に取り込まれた着うたフル楽曲数は2007年2月末で
1億曲を突破しました。
2006年10月に携帯電話の「ナンバー・ポータビリティ制度」が導入されて以来、
auは他社からの転入が転出を6か月連続で上回る一人勝ち状態が続いていますが、
着うたフルの人気が勝因の一つと見られています。
NTTドコモは既に2006年6月、パソコン経由で取り込んだ楽曲を携帯電話端末で
聞くことができる音楽配信サービスを開始していますが、
auに大きく水をあけられていました。
今後NTTドコモは、定額制の音楽配信サービス「うた・ホーダイ」を提供することにより、
1曲ごとに課金される他社サービスとの差別化を行い、やはり新たに提供する
2in1サービスと合わせ、ユーザの取り込み・巻き返しを図る計画。
2008年には米アップル社のiPhoneがアジア市場に投入される計画もあり、
auが先行してきた携帯電話向け音楽配信市場は、競争が一段と激化しそうです。
なお日本レコード協会によると、2006年の携帯電話向け音楽配信サービスの売上高は、
前年比49%増の482億円と急増、着うたフルは179億円と2.5倍に急成長しているとのこと。
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